ウォーレンバフェットが言う優位性がある企業とはどのような会社の事を言うのか

ウォーレンバフェットが言う優位性がある企業とはどのような会社の事を言うのか

この記事はデビッド・クラークさんとメアリーバフェットさん共作の麗しのバフェット銘柄 ──下降相場を利用する選別的逆張り投資法の極意という本を参考に書いています


このページよりも詳しく知りたい方は、ぜひ買ってみてください。
今後の投資活動において非常に参考になると思います。

 

目次

著者であるデビッド・クラークとはどんな人物か

この本の著者デビッド・クラークさんはウォーレン・バフェット研究でとても有名な方になります。

ウォーレン・バフェットが言っていた言葉を集めてまとめたウォーレン・バフェットマニアですね。

20年以上前からウォーレン・バフェットに関する本を多数出しており、この本はその集大成に近いような完結でキレイなまとまり方をしています。

個別銘柄の投資をしている方には必須条件であるファンダメンタルズ分析と企業分析をわかりやすい文章で書かれており銘柄選定をする上で役に立つはずです。

 

ウォーレンバフェットが言う優位性がある企業とはどのような会社の事を言うのか

ウォーレン・バフェット関連の書籍やWEBサイトなどを見ていると感じるのは、ウォーレン・バフェットは市場優位性の高い会社を長期間持ち続けることで高い投資成績を維持し続けたと書いていることが多々ありますが、はっきり言って何を言ってるのかわかりません。

で、その市場優位性が高い企業って何???みたいになってしまいます。

この本では、そのような市場優位性が高い企業を明確に書いてあり納得できる内容だったので紹介していこうと思います。

ROE(自己資本利益率)

バフェットはROEが12%以下の企業は将来的に持続性のない企業と明確に決めているそうです。

また、ROEの高い企業の場合は、市場全体の下落に引きずられた一時的な下落にも早い段階で株価を戻すだろうと言っていたそうです。

また、ROEが毎年ばらつきのある企業には投資をしなかったそうです。

つまり、一貫して12%以上の高いROEを上げている企業に投資をするそうです。

ちなみに、なぜウォーレン・バフェットはPBRを好まずROEを好むのかというのはこちらの記事を見てもらえば分かると思います。

PBRに関する情報完全版

 

ROTC(総資本利益率)

ROTCとは(純利益÷総資本)×100で計算できます。

ROTCもROE同様高く安定した数字でなければいけないと言っているそうです。

ROTCは13%以上出来れば20%以上が良いとされています。

例えば、純利益が10億円に対して総資本が200億の場合20%のROTCになります。

そして次の年に純利益が15億に増えていたとしても、総資本が150億円になっていた場合、ROTCは10%まで落ちている事になります。

これは、総資本が減ったので投資不適格という烙印が押されてしまいます。

ただし、短期的には株価の高騰が起こることがあるので、バフェットのような長期投資には絶対必須な条件になりますが、値動きだけみる場合には重視しなくても大丈夫な場合もあります。

ちなみに、バフェットはROTCが12%以上の企業を好んで投資をしているそうです。

総資本は貸借対照表では資産合計と書かれています。

決算書を見るのが面倒くさいという人は「みんなの株式」の決算欄にも載っています。

みんかぶの場合は総資産という表記になっていますが総資本と同じです。

みんかぶは「incoll」をインストールすると株探にもリンクが自動的に追加されるので試してみてください。

今後の「incoll」のアップデート予定では、ROTCをみんかぶの決算欄に追加で入れようと思っています(日本のサイトにROTCを載せているサイトが無いため)

 

追記

株探にも財務の欄があり普通に総資本が掲載されていました。

 

利益のトレンド(EPSにバラツキがない)

EPS(1株利益)のバラツキがある企業は避けるそうです。

EPSにバラツキがある企業は安定した収益力がなく、典型的な価格競争型の企業になるそうです。

ただし、安定的に成長していた企業であっても、一時的にEPSが落ち込む瞬間があり、その時は構造的な問題で利益が出なくなっているのか、ただ単に一時的で克服可能なものなのかを調べる必要があります。

構造的な問題とは、今まで利益を出していたビジネスモデルが崩れているという意味になります。

例えば先程も出てきたライザップの負ののれん利益モデルやTATERUの通帳偽造で無理やり客に買わせる?手法など今後同じビジネスモデルは使わないだろうというケースになります。

ただ、問題があるとわかっていて問題発覚後もやり続ける企業も存在するので、その場合は利益が復活したりしますがw何処とは書きませんが・・・w

克服可能な問題とは、例えばマクドナルドの異物混入問題とか日産自動車のカルロス・ゴーン問題などはビジネスモデルが欠損していないので大安売りのような状況になるのならば絶好の買い場になるのではないでしょうか。

大量の長期債務を抱えていない

持続的な競争力を持つ企業というのは、長期債務を抱えている事がかなり少ないそうです。

当たり前ですが、稼いでいるので借金する必要がない為だそうです。

個人で例えれば、住宅ローンを組んでいる人が失業すると借金の返済が厳しくなるように、会社もビジネスモデルが崩れた時に新たなビジネスモデルを作り、立て直す資金力が借金をする事により、欠如するので長期的に投資するのは不向きになるようです。

バフェットの基準では持続的な競争力を持つ企業は5年以内で長期債務を返済できるほどの利益を上げる企業を選定しているみたいです。

競争力のある製品やサービスを持っているのか

ROE と ROTC が 高く 安定 し、 利益 の トレンド が 上向き、 そして 保守的 な 財務 政策 を とる 企業 が 見つかっ たら、 次 は その 製品 や サービス が 持続 的 な 競争 力 を 持っ て いる のか どう かを 確認 する 必要 が ある。

メアリー・バフェット; デビッド・クラーク. 麗しのバフェット銘柄 ──下降相場を利用する選別的逆張り投資法の極意 (Kindle の位置No.1372-1374). . Kindle 版.

上記のような条件をクリアした企業を見つけたら、次にやるのはその企業の商品をリストアップすることだそうです。

そして、それを販売しているお店に行き、その商品はお店の主力商品か聞き出すという方法を取るそうです。

また、寿命の長い商品(昔からある)などは競争力のある商品という基準になるみたいです。

ポイントは常に消費されている商品でなければいけないという所にあるみたいです。無意識レベルに買う商品はいい商品とも言えますね。

タバコお酒雑誌ハンバーガーコーヒーガムジュース洗剤などなど・・・。

こういう物を売っている企業は強いと言えるみたいです。

WEBサイトにも言えますよね、個別銘柄投資で必須級のサイト「株探」や経済情報ニュースサイトといえば「日本経済新聞」みたいな・・・。

個人的には、日本経済新聞は好きじゃないんですけどね・・・。嘘ばっかなので・・・。

マグネシウム2次電池の実用化にHONDAが目処付けたというニュースが日本経済新聞から出たのですが、あれ嘘ですからね。

僕はHONDAに電話しまくって真相確かめましたよ。

HONDAからは嘘を良く書かれて非常に困っています。嘘です!と明確に言ってました。

嘘みたいな話ですが、こういうの一回や二回じゃないんですよ・・・。毎回思うけど大企業がやってる事とは思えない。

日本経済新聞が書いていることは鵜呑みにしてはいけませんよ。絶対に情報元に電話して確かめましょう。

労働組合がない

これは労働者の賃上げ要求に答えなきゃいけないので、株主としてはマイナスという意見のようです。

インフレの影響をサービスや価格に転嫁できる

インフレが起きれば原材料や人件費が高騰し利益を圧迫しかねません。

畜産などは、相場が決まっており価格転嫁が出来ず来年の相場を読めなければ危機的状況になってしまいます。

そのため常に大量の現金を用意しておかねばならず、拡大させるリスクを取るという選択肢が取れないのです。

逆に価格を転嫁させられるような企業というのは、利益の確保により企業体質が安定します。

利益は拡大に使えるので利益が利益を生む構造になりやすく、企業価値が向上しやすい傾向にあるようです。

日本でもブランド力のあるお菓子など数年前に比べて高くなり量も減りましたよね。

ネットフリックスも値上げしましたが、消費者としては従うしかないですしねw

スマホ料金などもそうですし、電気料金なども・・・。

こう考えると、強いブランド商品かインフラに関わる商品で競争がないものは強いなぁっと言う印象になりますね。

使うしかない、他にない商品は強いと言えます。当たり前ですがw

あと、大企業が入ってこないようなニッチな商品なんかも価格転嫁力が強いそうですよ。

それと納期があり間に合わせないといけない場合の派遣人員も価格転嫁力があるみたいです。

間に合わせないといけないので言い値でいいから、まずは納期優先で人員確保するのだとか。

競争力を維持するためのコストがいらない

持続的な競争力を持つ企業は事業の維持のために内部留保益を使うことはない

バフェットが考えるベスト企業とは「強い競争力を維持するためのコストがゼロ」という企業みたいです。

競争力を維持する研究開発費や設備費がかからない企業ということみたいです。

こうした企業は、すべての利益を事業の拡大や配当に振り分けられるので株主は報われると言っています。

上にも書いてますが、消費者や企業がリピートして自動的に売れていく商品を持っている企業が良いということになります。

研究開発に遅れが生じたり、時代のニーズに合わなかったりしたら、それだけで売上の減少利益の減少に直結してしまうような商品しかない企業は危険ということですね。

また、設備を更新しなくてはいけないような業種も内部留保を常に一定数保留して確保しなくてはいけないため、投資(事業拡大)に回すお金が少なくなり業績の拡大が遅いと言えるみたいです。

自社株買いを実施している

基本的に自社株買いを長期的にするような企業は良いとされてるみたいです。

逆に、価格競争型の企業は新株の発行をする傾向にあるので、そのような企業は避けましょう。

内部留保利益(純資産)が企業価値を向上させている

バフェット は、 持続 的 な 競争 力 を 持つ 企業 の 株式 を 適正 価格 で 購入 すれ ば、 増え 続ける 内部留保 利益 が その 企業 の 価値 を 向上 さ せ、 それ によって 株価 も 上昇 する と信じている。

最も 重視 す べき こと は 資本 を 適正 に 配分 し、 純資産 を 増やし て いく その 企業 の 経営 能力 で ある。

メアリー・バフェット; デビッド・クラーク. 麗しのバフェット銘柄 ──下降相場を利用する選別的逆張り投資法の極意 (Kindle の位置No.1571). . Kindle 版.

好例としてウォーレン・バフェットのバークシャー・ハサウェイを悪例としてGMを上げていますが

1株あたりの純資産(BPS)がバークシャー・ハサウェイの場合1983年時点では975ドルだったが、2001年にはBPSをが1000ドルになったそうです。その結果株価は6874%も上昇したそうですw

GMの場合、1983年時点でBPSが32.44ドルで2001年には36ドルにしかなっていないそうです。株価は52%の伸びに留まったみたいです。

持続的な競争力を持つ企業というのはBPSをが伸びる傾向にあり、それは最低10年は見るべきだろうと書いてます。

バフェット流企業の収益力を表す本質的価値のまとめ

1.ROE

株式市場が過剰反応した時暴落をすばやく乗り越えるための必要条件

16%以上安定したROEが必要

2.ROTC

総資本利益率も高い位置で推移していなければ、資本の伸びが小さく大きく事業を伸ばすのに向いていない

ROTCは安定して12%以上

3.利益トレンドは上向きか

EPSにバラツキがある企業は安定した収益力がなく、典型的な価格競争型の企業

一時的な利益の落ち込みは一時的なものか継続するのか見極めが必要

4.多くの長期債務を抱えていない

持続的な競争力を持つ企業の長期債務 は、年間純利益の五倍以下

5.持続的な競争力を持つ製品やサービスを持っているか

常に消費されている商品で、無意識レベルで買う商品がベスト

宣伝などしなくてもリピートされるような商品や仕組み

営業しなくても売れる

6.労働組合はない

利益の圧迫にしかならないのでいらない

7.インフレの影響を製品やサービスの価格に転嫁できる

価格を転嫁させられるような企業というのは、利益の確保が容易で企業体質が安定する。

インフレの影響を価格に転嫁できないような企業は業績が安定していない

8.内部留保を蓄積しているか

内部留保を蓄積している企業は内部留保を事業拡大に使えるので利益が利益を生む構造になりやすく、企業価値が向上しやすい傾向にある。

9.自社株買いを実施している

十分なキャッシュがあるから自社株買いが出来るのであって、キャッシュがない企業は自社株買いは出来ない。

また新株発行などはキャッシュがない企業がやることであって買ってはいけない

10.内部留保益が企業価値を向上させているか

持続的な競争力を持つ企業の純資産と株価は10年間一貫して向上している。

価格競争型の企業は純資産の減少がある。

ウォーレン・バフェットが保有株の売りを考えるとき

PER40倍以上

ウォーレン・バフェットはPER40倍以上に株価が膨れてしまった時に売り時を考えるそうです。

ビジネス環境の変化

例えば、原油安が進んでいますが原油高メリット株のビジネス環境は悪化してますよね。そういう状況になったら売るという事みたいです。

ビジネスモデルの変化

利益の出るビジネスモデルが崩壊した時に売り時を考えるそうです。

目標株価に到達

意外ですが、目標株価を設定しているそうです。

半永久的に保有してるイメージでした。

具体的にウォーレン・バフェットが好む企業まとめ

1,繰り返し使われるブランド力のある消耗品を扱うビジネス

2,企業が自社製品を広くPRする時に使う広告媒体

3,個人や企業が繰り返し使うものやサービス

4,多くの人が日常的に使用する必需品を廉価で提供するビジネス

1,繰り返し使われるブランド力のある消耗品を扱うビジネス

マクドナルドやケンタッキーなどの人々が繰り返し食べるリピート商品を持っている企業

特許の医薬品など

昔からある食品・飲料

歯磨き粉や石鹸シャンプーなどのブランドが確立されているリピート商品を持つ企業

ブランド物の衣料品

2,企業が自社製品を広くPRする時に使う広告媒体

広告は商品を多くの人に宣伝する時に必ず必要でこれからも枯れることのない商売

ラジオ、テレビ、新聞、広告掲示板、ダイレクトメール、インターネットのバナー広告や動画広告、専門誌

企業の競争が激しくなるに連れてニーズが高まりやすい

広告代理店なども

3,個人や企業が繰り返し使うリピート商品やサービス

清掃会社、派遣労働、家政婦、害虫駆除、保安サービス、モップなどのレンタルサービス、税務サービス、クレジットカード

これらのビジネスは更新や研究開発費が必要ないという大きなメリットがある

そのため、すべての利益を事業拡大や株主向け配当、自社株買いに振り分けられる。

4.生活必需品を廉価で提供するビジネス

価格競争型の商売であっても、長期間に渡ってビジネスを続けていれば、認知度の高まりによって在庫回転率が高まり、収益力の高いスケールメリットがフルに活かせるビジネスになる。

 

この記事はデビッド・クラークさんとメアリーバフェットさん共作の麗しのバフェット銘柄 ──下降相場を利用する選別的逆張り投資法の極意という本を参考に書いています


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