大化け銘柄の見つけ方と条件!年間EPSの増加に注目しよう

A(Annual Earnings Increases)=年間EPSの増加-大きく成長している銘柄

この記事はオニールの成長株発掘法という本を参考に書いています

このページよりも詳しく知りたい方は、ぜひ買ってみてください。
今後の投資活動において非常に参考になると思います。

年間EPSの増加率が3年以上上昇している銘柄を選ぶ

大化け銘柄になる条件の一つとして、年間EPSが3年以上上昇している銘柄が必須事項です。
安定的に収益を確保できている銘柄というのは安心して保有していられます。毎年毎年上がったり下がったりを繰り返している銘柄というのは長期保有に適しません
株価が長期的に右肩上がりで上昇できる銘柄は売り圧力が弱いことが多い事と、下がったらここぞとばかり長期保有目的で買う押し目買いプレイヤーによって支えられています。
これは、個人投資家だけでなく、機関投資家も同じことを考えています。
このような、銘柄は基本的に長期保有を目的としている投資家が買ってることが多いので、高いPERである場合が多いのも特徴です。

年間EPS増加率が25%~50%以上の銘柄を選ぶ
大化け銘柄になる株の特徴として、年間EPSの増加率が25%や50%高いものだと100%以上上昇している銘柄を選ばなければなりません。
ウィリアム・オニールの研究では、大きく株価を上昇させる前に最低3年から5年間の間に安定してある程度のEPSの増加をしていたという研究結果があります。
具体的に、例を出すとEPSの増加はこのような形になります。
2014年 EPS 30円
2015年 EPS 39円(前年比30%UP)
2016年 EPS 51円(前年比30%UP)

と言った感じで、安定的に年間EPSが増加しているのが最も好ましいです。

EPSが過去最高を更新し続けてる銘柄が良い
当たり前の話ですが、EPSが過去最高を更新し続けてる銘柄というのは最高の銘柄です。
ですが、このような場合は良い結果ではないという事を覚えておきましょう。
1年目 30円
2年目 50円
3年目 30円
4年目 37円

3年目に一度EPSが30円に落ちています。
その後、4年目に37円に回復してますが、過去最高を更新していません。
注目するべきは、この銘柄はEPSの回復が遅く、この会社が記録した1株あたり50円
という記録には遠く及ばないということです。
仮に5年目に55円を出したとしても、それは安定してEPSを上昇させることが出来なかったので、買うのを見送る事も考えておくのもいいでしょう。
ただ、過去最高を更新しているので、その点は評価でき大幅な株価の上昇を期待できる余地は残ります。

ROEが高い会社を見極める

これは、会社が劇的な株価の上昇を伴う上で長期投資家向きの指標になります。
日本ではセブン-イレブンやヤフー、ソフトバンクなどのスーパー大化け銘柄はROEが長期間ずっと高かったという過去があります。
ROEが高い企業というのは、株主資本を効率的に活用しているので長期投資においてはレバレッジ効果で、複利的に膨大な利益を生み出します。
ただし、ROEが高いだけな企業というのは注意が必要です。
高ROEはレバレッジをかけている状態と同じ意味合いになるので、業績が振るわない場合マイナスの効果も増大されてしまいます。
ですので、最初に説明した通り年間EPSが安定的に増えている企業という条件が必要になってきます。

過去のスーパー大化け銘柄のROEは17%以上

過去にとてつもない株価の上昇をした銘柄というのは最低でも17%以上のROEがあったそうです。
なかでも特に優れた銘柄というのは25%~50%という数字だったそうです。

弱気相場では、成長株の業績は株価に反映されない

成長株だけではないですが、弱気相場の場合、株価は業績をあまり反映しません。
毎年、安定的に成長している成長株であっても、マーケットの条件が整わないために株価が伸び悩むというのはよくあることです。
安定的に成長してきた銘柄は、必然的にPERが低くなり、PERがを重視する機関投資家の目に止まりやすくなります。

成長株は強気相場の初動に大きく動く

若い成長株は景気敏感株と比べ半年以上も先に大きく株価を上昇させる特徴があるそうです。
(景気敏感株とは製鉄、化学、製紙、合成ゴム、自動車、機械の業種に属している企業)
なので、成長株を追う癖が付けば、強気相場の初動に乗ることが容易になり、日経平均株価のような指数の上下にも惑わされずに済みます。

負け組企業を見極める方法

いくら成長が見込まれる産業であっても、多くの企業の中には負け組企業と勝ち組企業があります。負け組企業は業績が冴えず株価の上昇も一時的に終わることが多いのに対して、勝ち組企業はそんな負け組企業を尻目に大幅な株価の上昇をします。
ここでは、そんな勝ち組企業の見極め方の紹介です。
3年連続でEPSの増加を銘柄選択の条件にすれば業界内の8割の企業は除外でき、そのほぼ全ての企業は負け組企業になります。
3年連続EPSの増加を記録している企業であっても数四半期の決算でEPSの増加率が過去と比べて減速している企業は成長が止まってしまった企業といえます。
このような企業は完全に成熟企業になってしまうので株価の劇的な上昇は望めません。

PERはどの程度重要か?

普通の投資家ならばPERの指標は重要な投資判断の材料とすると思います。
PERは安いほうが割安で良いというような考え方が普通であり、その考え方も一部の条件を満たすと有効に機能します。

PERが機能する条件とは
PERが機能する条件は主に3つの条件を満たす必要があります。
①弱気相場を抜けて強気相場に入る直前である
②EPSの年間成長率が高い
③四半期EPSが前年比で劇的に増えている

この3つが揃うとき、株価は驚くほど短期間に上昇します。

PERが機能しない時の条件
逆にPERが全く機能しない時の条件を紹介します。

①景気敏感企業の株

まず、景気敏感株のPERは全く機能しません。
景気敏感株は、弱気相場が到来しそうになると真っ先に下落していきます。業績が発表されるよりも先に株価の下落が先行するので、PERはものすごい割安になります。
ピーター・リンチの名言「景気敏感株のPERが過去数年で最低になった時に買うとあっという間に資産の半分を失うだろう」という言葉を残しています。
ですので、景気敏感株にPERの指標を当てはめてはいけません。
逆に景気敏感株のPERがものすごい割高になっている時に相場は底値であることが多いそうです。

②EPSの成長が遅い企業


基本的にEPSが成長していない企業というのは、PERが割安で放置されやすいです。
卸売企業など安定性はあるけど、業績の劇的な改善が期待できない企業はPERが低いまま放置されやすいといます。

③強気相場時の成長企業

強気相場の時や強気相場の入り口の時期の成長株はPERが驚くほど高い事が多いです。こんな割高で誰が買うのか?というような値段で取引されています。ですが、強気相場が続く限りその株価は下落する所か右肩上がりに上昇し続けます。
ここで、気をつけることは、一度弱気相場が訪れると、驚くほどの速度で株価が下落するという点です。
私自身、2015年の中国ショックの時にこれで資産の8割をふっ飛ばし
2015年の利益はマイナスになりました。

④仕手株

これは言わずと知れた、株価操作をしている株なので異常なPERになっている場合があります。

まとめ

・大化け銘柄は年間EPSが安定的に3年以上25%以上の上昇をしていること
・スーパー大化け銘柄はROEが17%以上
・弱気相場はEPSが成長している企業でも株価は上がらない
・弱気相場から脱出するのを見極めるには成長株を追いかけると良い
・負け組企業は3年以上、連続でEPSの増加はしない
・PERは指標として使える時と使えない時がある。

この記事はオニールの成長株発掘法という本を参考に書いています

このページよりも詳しく知りたい方は、ぜひ買ってみてください。
今後の投資活動において非常に参考になると思います。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク