トレンドは長期的に株が上昇する銘柄を選別する為の必須事項である

上昇トレンドや下降トレンドというのは、株式トレーダーの方なら一度は聞いたことがあると思います。

ですが、その調べ方や確認方法というのは意外と知られていないものです。

また、各本やサイトなどによっても、若干解釈の違いがあり多数のトレンド判別方法があります。

その中でも、順張りさん自身が実際に使っているトレンドの判別方法を紹介していきたいと思います。

トレンドとは何を意味しているのか?

トレンドとは、長期的に株価が上昇傾向にあるのか下降傾向にあるのかを示すテクニカル指標になります。

目先の小さな値動きを追うのではなく、半年や1年という比較的長いスパンで株価の動向を見るためのものです。

大きな特徴として、上昇トレンドにある銘柄は株価が上昇しやすく、下降トレンドにあるものは株価は下がりやすいという特徴があります。

株式投資においては、このトレンドに沿った売買をする事により大きく投資成績が向上します。

なぜトレンドを把握する事が重要なのか

マーク・ミネルビィ二は自身の著書でトレンドに関して『スクリーニングをする上でトレンドを把握する事は譲れない基準である』と述べています。

なぜ、これほどまでに重要視する必要があるのでしょうか。

例として一つのチャートを紹介しようと思います。

上は上昇トレンド

下は下降トレンドになります。

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全く同じ時期のチャートです。

一目瞭然で、上の銘柄は株価が上昇しています。

逆に下の銘柄は、株価が伸び悩んでいます。

このように、上昇トレンドというのは長期的に見て株価が上昇しやすい状態にある事がわかります。

また、下降トレンドというのは株価が一時的に噴いたとしてもすぐ頭を押さえられてしまい株価が伸び悩む傾向にある事が多いです。

なぜ、上昇トレンドの株価は上昇しやすいのか

一言で言ってしまえば、業績や将来の見通しが良いと考えている人が多いからです。

以前、株価は期待値で上がると説明しましたが、まさに上昇トレンドである銘柄は皆の期待値が高い銘柄であると言えます。

期待値は高ければ高いほど綺麗な右肩上がりのチャートになります。

一時的に押した(下がった)としても、次から次に買い手が現れている状態といえます。

なので、ずっと右肩上がりなのです。

このようなチャートの形をしている銘柄を有望銘柄と呼ぶ場合もあります。

上昇トレンドの判別方法

上昇トレンドの判別方法は

150日線が200日線よりも上であり、株価も150日線よりも上である場合に上昇トレンドとして考えます。

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改めて、上昇トレンドの銘柄を見てみると、150日線が200日線よりも上にあり株価も150日線よりも上である事がわかります。

下降トレンドをもう一度見てみると

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150日線は200日線よりも下にあります。

株価は150日線よりも上に出ている日数が少ない事がわかります。

このような下降トレンドの銘柄は、第1ステージ、もしくは第4ステージと呼ばれる状態に陥っているので、とても株価が上がり辛いです。

ステージの考え方は株における4つのステージを理解する事は株の基礎原理を知る事である。を参照ください。

一時的な株価の押しをどう捉えるべきか

上昇トレンドであっても、一時的な押し(短期的か下落)はもちろんあります。

その時に、投資家心理としては、もう上昇は終わってしまったのではないだろうか?と心配になることがあります。

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上のチャートは先程の右肩上がりである銘柄と同じ銘柄です。

時期だけを少しずらしました。

このチャートを見ただけでは多くの人は今後も上昇トレンドである可能性が高いと判断できる人は少ないでしょう。

もしかしたら、もう相場は終わってしまい、このまま下降トレンドに入る間際ではないだろうか?と考える人も多いと思います。

また、このチャートは下降トレンドだと言う人もいると思います。

ですが、上昇トレンドの特徴を熟知している人は、この場面を絶好の押し目買いのチャンスだと捉え、まだまだ株価の上昇は継続すると確信を持つ人がいます。

では、なぜ上昇トレンドは継続すると確信を持てるのでしょうか。

ここで一番重要なのは、150日線と200日線がゴールデンクロスした時期から数える押しの数に注目します。

上記のチャートで150日線と200日線がゴールデンクロスした時期は2014年11月頃になります。

下降を始めたのは2015年4月頃になります。

約5か月間の間株価は大きな押しもなく上げ続けました。

そして、2015年4月に150日線と200日線がゴールデンクロス後初めて大きな押しがあったことになります。

この初めての大きな押しというのがポイントになります。

初押しは買い』という株の格言を聞いたことをある人は多いと思いますが、まさにこれがこの銘柄にとっての初押しの状況と言えます。

初押しであると断定するための条件

初押しと断定するための条件は以下の通りです。

①上昇トレンドである。

②直近の高値から30以上の50%以下の下落

③上記の2つが初めて起こった時

④200日線を割っていない

①上昇トレンドである

これは、上記で説明したとおり、150日線が200日線の上にあり株価も150日線よりも上で推移している状態の事です。

②直近の高値から30%以上の50%以下の下落

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上の画像で言うと、2100円が直近高値になります。

そこから、30%~50%下落した水準を押したと判断します。

計算方法

直近高値 / 1.3 = 押したと判断する株価

④200日線を割っていない

30%~50%の下落というのはとても大きな下落です。

ですが、その大きな下落であっても200日線を割っていない事が初押しと断定する条件になります。

その他のトレンド判別方法

この方法以外にも、トレンドの判別方法は複数あります。

簡単に説明していこうと思います。

①移動平均線が下向きになったら下降トレンド上向きになったら上昇トレンドとする考え方

一般的に良く使われているトレンドの判別方法です。

ですが、ダマシが多く、下を向いているのか向いてないのかわかりずらいという欠点があります。

私は信憑性にかけてると感じているのであまり使いません。

②複数の移動平均線を並べる方法

5日線10日線25日線75日線150日線200日線と複数の移動平均線を並べて

トレンドを把握する方法があります。

これはとてもわかりやすく、5日線10日線25日線75日線150日線200日線の順番に上から並んでいる時に上昇トレンドであると決定付ける考え方です。

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上の画像も最終日を見ていただくとわかりますが、5日線10日線25日線150日線200日線の順番に並んでいます。

欠点として、ここまで待っていると、すぐ調整に入ってしまい、短期売買には向かないという特徴があります。

1年以上の長期投資に向いています。

最後に

トレンドを把握する事はとても重要です。

どんな株の本をみても必ずと言っていいほどトレンドの重要性は書かれていると思います。

強気相場の場合は、トレンドだけを見てトレードしていたとしても年間30%程の利益は取れると思います。

(初押しを向えた上昇トレンドの銘柄を適当に買って1年間放置。30%の利益が出た時点で手仕舞いする投資法)

それほど重要な事だと思うので意識してチャートを見てはいかがでしょうか。

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